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農地転用

医療法人社団 藤花会  花平ケアセンター(静岡県浜松市北区引佐町)

「こんなところで大丈夫?」
当社担当者の第一声でした。

平成14年4月1日、浜松市北区引佐町花平に介護老人保健施設が開設されました。
建築前は本当にこんな山の中で建つのか、建てて事業が成り立つのかという不安がありました。
自然は豊かであるけれど、浜松市中心部より車で50分以上かかる山里。近くは昔からの結束の固い集落。果たして入居者が集まるのか、地域の方々に溶け込むことが出来るのか、全てが未知数でした。

ただ、医療法人を設立し、引佐町でも浜松でも確実に必要となる高齢者の豊かな生活をサポートする事業を行いたいという熱意ある事業主様でした。
そんな事業主様の熱意に応えるため、問題をひとつづつ解決していきました。
まず、対象地は農地であったので、そこへ施設を建てる為には、農地転用をして宅地にする必要がありました。
またその一方で、当時は老人の施設について良いイメージがなかった為、近隣住民のご理解をいただけるよう調整をしました。


当初の心配をよそに、開設より2年後の平成16年には、介護老人保健施設の増築、また、認知症高齢者グループホームという新たな事業を行うまでになりました。
今では、近隣から是非ともうちの土地も使って欲しいという、大変ありがたい御要望が多数出てきています。
通常ならば苦労する駐車場拡幅や、新規事業についての土地交渉もスムーズに進み、新たな事業である高齢者用のショートステイが完成しました。
地域が市街化調整区域ということで、住居系の建物が近隣では建てられませんので、少し離れた市街化区域に高齢者賃貸住宅の計画も実施されました。
”地域に根ざし地域の為に“の理念を大切にしてきた、事業主様ならではの結果ではないでしょうか。

農地が農地転用により有効活用され、事業主様の熱意と、時代の要請に応えた高齢者の施設が誕生しました。

農地転用の定義

農地転用とは農地を宅地などほかの用途に転換すること。
農地法では、転用または転用を目的とした権利の設定・移転に対して規制を設けており、都道府県知事(4haを超える場合は農林水産大臣)の許可が必要。農地のまま権利移動する場合は、農業委員会の許可。
市街化区域内農地(生産緑地を除く)の転用は、農業委員会への届け出のみできる。

農地転用までの流れ

※農業振興地域内の農用地(通称青地)の場合は、事前に農振除外申請手続きが必要になります。

農地転用の目的

  • 効率的かつ生産性の高い農業の基盤となる「優良農地」を確保します。
  • 市街地に近接した地域の農地から順次転用していくようにし、計画的な土地利用を推進し、適正な国土利用を
    実現します。
  • 具体的な土地利用を伴わない資産保有目的・投機目的の農地取得を禁止します。
  • 農業との土地利用調整を行った上、都市的利用等他用途への転換要請にも応えつつ、公共施設の整備、地域
    開発のために必要な用地利用の円滑化を図ります。

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